BNCTに興味をお持ちの病院関係者様へ

    BNCTは非常に理想的な治療方法と言えますが、現時点では日本国内にはほとんど普及していませんでした。原因として挙げられるのが「中性子を発生させるための方法」です。これまでの手法では、中性子を発生させるために原子炉が必要とされていました。

    日本国内にも原子炉によるBNCTの治療が可能な研究機関もございますが、都市圏に存在する病院に設置するには「原子炉という巨大設備」「放射性物質を扱うという危険性」の面から、BNCTの普及は現実的ではありませんでした。しかし、この度日本国内で病院に設置することができる“病院設置型 小型加速器型BNCT”が開発されました。これをうけて日本国内でもBNCTによるがん治療に注目が集まっています。

    近代放射線治療は、陽子線治療や重粒子線治療、定位放射線・マクロ的ピンポイント照射など大きく進展しました。これらの治療法では領域選択性は抜群の精度を有します。しかしがんを細胞レベルで区別することはできず本質的にはなんら手術切除と変わりません。

    それらを解決するためには神経細胞を保護し、がん細胞を見つけ出し、ミクロン単位で一つ一つ死滅させる治療法のみであると考えます。決して「ミクロ的ピンポイント」でがん細胞を破壊することとは違います。そして、熱伝導に類似した行動をとる安全な照射方法による熱中性子(0.025eV)は、ホウ素と核反応を起こしα線が発生。この飛程は腫瘍細胞の1個分の大きさに相当するため、がん細胞の内部だけの有害事象になります。

    核反応から発生した莫大なエネルギーはがん細胞の中でDNAを2ヶ所破壊し、数時間で懐死に導く。これが、陽子線治療や重粒子線治療とは決定的に異なる二次粒子線治療・BNCTの長所です。

    「江戸川病院導入BNCTシステム」は運転要員、機器メンテナンス・ランニングコストも低コストで可能。さらに、中性子発生装置に独自の標的材料、自己再生固体リチウムターゲットと線形加速器を採用し、減速材の小型化・低放射化を実現。

    加速に磁場を用いず電場による加速であり、RFI技術によりさらに驚異的な超小型・軽量化がなされております。

    また我々のシステムは人体に有害な1MeV以上の高速中性子を含まず、消費電力の非常に少ない超小型省エネ仕様となっております。人体への使用を前提にするならば、速中性子は極力含まれるべきではなく、速中性子が含まれると、正常細胞への影響が強く懸念され、これでは本質的に、「陽子線」「重粒子線」「定位放射線ピンポイント治療」と相違なくなると考えており、BNCTのコンセプトはあくまでも、がん細胞のみの、ミクロン単位での有害事象を目的としています。

    医療照射を行う前に、各患者の18FBPAの薬剤動態を予め調べ、個々の症例に適した治療計画を行うことが可能になり、また適応可能な症例のスクリーニングにもなり、診断と治療と連携した分子画像の代表例に挙げられます。PET-BNCT方式では、BNCTの時に使用するBPAの類似物質で、18Fで標識されたFBPAを用い、PET検査を予め行い腫瘍に蓄積するホウ素量を定量的に知ることが出来る。その結果evidence-based BNCTが初めて可能になりました。

    ※FBPA特徴
    ①生理的取込
    ②血管新生物等のアミノ酸多量摂取部位に集積
    ③FDGのように炎症部位には取り込まれない
    ④肝臓への集積少=FDGと同等で又、生理的集積臓器はなく、唾液、尿などで排出され腫瘍のみに集積する為、全身のがん診断には最も優れていると考えております。

    BNCT適応範囲の可能性と新たな挑戦

    深さ7.0cmまでの広範囲ながん浸潤性・悪性度の高いがん多発転移がん放射線治療後の再発がん等で、特にこれまでの研究から、①〜⑤については高い効果が見込めるため、BNCTが将来、 第一選択治療法と成り代わり得る可能性があります。

    ①皮膚の悪性黒色腫
    ②局所再発頭頸部がん
    ③炎症性乳がん
    ④膠芽腫
    ⑤中皮腫

    今後の新規分野としては、すい臓がん・甲状腺未分化がん・小児がん・乳がん・温存療法後乳房内再発がん・転移肝がん他、再発・転移・末期がんなどの悪性度の高い、難治性がんに将来展望があります。

    ■BNCT技術要素を有するのは、株式会社CICSであり、主体会社であります。■本HPは医療関係者(医師・歯科医師)のみを対象として情報を提供するものです。


    バルーンカテーテル

    ■特許(直腸を固定するバルーンカテーテル)を取得致しました。【prostate cancer immobilizing balloon】

    ・開発コンセプト

    IGRT 併用 IMRT は前立腺がんをはじめ全身の悪性腫瘍に対して有用性が示されています。特に前立腺がんでの「IMRT plan」を忠実に遂行するためには、OAR及びPTVの固定・可視化が必須であると考えます。

    ・特徴/可能性
    ①直腸及び前立腺の可視化
    ②直腸線量の実則
    ③照射中の位置ずれ軽減
    ④直腸拡張による高線量域の縮小
    ⑤直腸形状固定化
    ⑥ガス排出
    ⑦寡分割照射への貢献

    参考資料

    ◇参考資料[1] 

    ①平成20年 厚生省発表・がん患者※単年度のみの総数:※1,526,000人 

    ■第一位:胃がん                単位:千人

    胃の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    305 260 222 208 213
    結腸の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    163 150 145 145 157
    直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    93 78 76 68 78
    肝及び肝内胆管の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    67 61 59 68 66
    気管,気管支及び肺の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    90 90 99 123 131
    乳房の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    194 169 162 156 179
    子宮の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    59 55 54 53 57
    悪性リンパ腫
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    32 36 37 43 53
    白血病
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    24 26 25 24 29
    その他の悪性新生物
    平成8年
        (1996)
    平成11年
        (1999)
    平成14年
        (2002)
    平成17年
        (2005)
    平成20年
        (2008)
    340 349 404 536 557

     ②重粒子・陽子線治療数(23年):2,381人※①に対し、単年度比率で0.156%

    ◇参考資料[2]

    Information  

     最新情報

    平成26年7月12日(土)

    弊社グループ会社「BNCTinternational」はタイ国の権威ある医療機器団体のTHAIMED(タイ国医療機器技術工業会)に加入が承認されました。


    平成26年4月18日(金)

    特許庁より下記について「特許査定謄本」を拝受しました。

    発明:バルーンカテーテル

    ※IGRT時の直腸固定・前壁視認、ガス抜き及び放射線測定の為の「バルーンカテーテル」ITEM2014展示品

    出願番号:特願2013-22657


    平成26年2月5日(水)

    社会福祉法人 仁生社 江戸川病院(〒133-0052 東京都江戸川区東小岩2−24−18 様が民間病院・世界初の臨床応用可能な「病院設置型BNCT施設建設」に着手しました。

    ※医療施設全体での世界初は「国立がんセンター」様です。


    平成25年10月29日(火)

    特許庁より「商標登録証」を受領致しました。

    ◆商標:「BNCT biomedical」

    ◆登録番号:登録第5621495号


    平成25年6月5日(水)

    「慶應義塾大学医学部脳神経外科教室」と「株式会社リライズメディカルシステムズ」は、 次世代のがん治療法である「病院設置型によるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)」について包括的な協力関係を構築致しました。

    これにより、一層のBNCT研究発展が期待されます。


    平成25年5月28日(火)

    特許庁より「商標登録証」を受領致しました。

    ◆商標:「BNCT」※ロゴマーク含む

    ◆登録番号:登録第5581284号


    平成25年5月10日(金)

    商標登録「BNCT」(ロゴマーク含む)査定決定のお知らせ

    ◆商標:「BNCT」※ロゴマーク含む


    平成25年3月26日(火)

    「海外(タイ)現地法人」立ち上げのお知らせ

    法人名:BNCT International(THAILAND)Co.,Ltd

    TEL:02-261-9220

    住所:2/13-14,2/17-19 Soi Sukhumvit 24 Sukhumvit rd.,kiongton kiongtoey bangkok 10110 Thailand TERMINAL SHOP CABIN room NO.30 2F


    平成25年3月8日(金)

    特許庁より「商標登録証」を受領致しました。

    【BNCT INTERNATIONAL】:登録第5563256号

    【BNCT JAPAN】:登録第5561182号


    平成25年2月25日(月)

    「BNCT INTERNATIONAL商標登録査定決定のお知らせ

    出願番号:商願2012-078178

    ◆整理番号:TM120909

    ◆商標:「BNCT INTERNATIONAL」

    本HPは医療関係者(医師・歯科医師)のみを対象として情報を提供するものです。